最近良く飲むようになったとはいえ、ワインについてはほとんど無知である。
産地がどうとか、年代がどうとか詳しいことは何も分からない。

ただある日、思い切って選んだちょっぴり高価なワインは、
年代は2004とか2005とかそれぐらいだったように思うが...
確かに、これはいつも飲んでるヤツとはひと味違っていた。
口当たりがまろやかというか、カドが取れてちょうどいいバランスみたいな。
「なるほど、熟成とはこういうことなのか」と素人ながら妙に感心したのだ。
さて今回このワインは1998年、今から10年以上も前のモノ。
前回のジーンズじゃないが、かなりいい感じに熟成されているのではないだろうか。
頂き物なので分からないが、いったいどれほどの価値があるのか?
もしかしたら今までに呑んだアルコール史上最高額かもしれない。
これは心して味あわなければ。
いつもよりも慎重にスクリューをコルクにあててキュッキュッとねじ込んでいく。
そしてコルクを一気にスーっ、ポンっと...
抜けない...
10年前に閉じ込められた僅かばかりの空気は、
まるでこの時代に解き放たれるのを拒むかのように
ボトルの口にぴったりとフィットしたコルクは抜けようとしない。
もう一度、こんどはちょっと気合を入れて...
ぬぬ、抜けない...
ダメだ、とにかく硬くて抜けない。
気を取り直して、さらにもう一度...
なな、なんじゃゴルアー

....
最近はこういうヘマはしなくなったのに...

ボトルの中にも粉々になったコルクのクズが...
まさか年代モノのワインを茶こしでグラスに注ぐとは思いもしなかったのだ(涙)。
まあ良い、味は変わらないだろう。
気を取り直してまずは香りを楽しむ。

ん...( ̄‥ ̄;)?
なんか、醤油クサいぞ。

全く価値なし!
